<試合結果>
リーグ三戦目迎える惜敗を2度経ての最終戦。何が何でも勝たねばと『一致団結』をスローガンに掲げ挑み、見事白星を挙げることができました!確実に攻撃する機会を見逃さず堅実に戦い抜いた結果だと思います。
前半最初のトライを決めたのは、この試合を最期にすると意思表明されていた村田さん。足の怪我を理由にグランドを去ることになるのは惜しまれますが、チームの心を一つにする素晴らしいトライでした!敵陣深くのセンタースクラムで、ブラインドサイドに柿本が8単を仕掛け、敵FLのタックルを受けつつCTBの村田さんにオフロードパス。これがキレイに決まり、足の止まったディフェンスの間を突き破るようにトライを決めてくれました。あの瞬間は胸が熱くなりましたね!私個人としても村田さんに最期のトライを素晴らしい形で繋げたことは心のそこから良かったと感じております。
ただ、課題も沢山みつかる試合で、SHが単独で孤立するシーンが複数回みられました。これはフォワードの反応の遅さ。特に9シェイプにはいれているなら簡単にフォローに行けたはず。つまり、チームの決まり事である9シェイプ(フロントドア)に人が少なかった・いなかったことになります。これは普段から意識づけていないと、疲労が溜まって来ての後半などはなかなか行けないでしょう。
また、ペナルティも多いです。今回多かったペナルティは、ハイタックル、オーバーザトップです。ハイタックルは意識の問題。低く行こうと膝を曲げる事を常に頭に入れてプレーしましょう。相手も危険ですが、自分も大怪我をするかもしれません。続いてオーバーザトップです。倒れ込みですね。これはしっかりと自立しましょう。何となくポイントに入るようにしていると後ろから来たオーバープレーヤーに押されそのまま倒れ込んでしまいます。一人目は必ずブリッジの形成役としてしっかりと自立しボールをキープしましょう。
また、レフェリーの声を聞きましょうラック中で「ノーハンズ!」のコールがかかれば、必ずボールから手を離しましょうこれをセルフジャッジでジャッカルに入れた!と思っていても、試合ではレフェリーが絶対ですので、納得がいかずとも従いましょう。もしおかしいなと思ったら、主将・ゲームリーダーを通してレフェリーに確認しましょう。
最後に、皆で勝ち取った勝利です。一勝でそんな喜ぶなよと思われるかもしれませんが、この日の勝ちには大きな意味があります。2023年度スローガン『CHANGE-CHAIN(変化の連鎖)』を掲げた最終戦で我々は長年負け続けてきたチームへ勝利することができました。大きな変革です。これで歩みを止める事無く、さらなる高みへと皆で目指して行きましょう!
ここから、今から―――。
GOOD
・ここぞという時にしっかりとトライに繋げれた。
・硬いディフェンスで守り抜いた。
・戦略的なゲーム展開を狙えた。
BAD
・ペナルティが第一試合、第二試合よりも増えた。
・セルフジャッジが多い
・味方戦略のコミュケーションが統一しきっていない。
総評
・全員で勝ちきりにいった試合。学ぶべきことはまだまだ沢山ありますが、全員が一丸となって前に進むキッカケになった試合だったのではないかと思います。ただ、これで満足して停滞するようでは今までの自分達からなにも変われていません。今年のスローガンを思い出し、来年に向けて躍進しましょう。