生憎の天気の中でしたが雨天練習を行いました。4月も折り返しを迎えたこともあり寒さに震えながらということはありませんでした。このくらいの気温が一番気持ちよくスポーツができますね。この日は、神戸伊川ラグビークラブの子どもたちもカネカ高砂グラウンドへ来ており、パススキルを30分ほど、そして最後のフィットネスを一緒に行い楽しく交流をすることが出来ました。
練習では、雨天であったこともあり、簡単なハンドリングミスが目立ちました。また攻撃が単調であり、フェーズを重ねる毎にその単調さが目立ち出し、攻め手が無くなってしまうという状態へとなっていました。特に、切り込んで行くプレーヤーが限られており、そこに頼ろうとしているように見えました。当然、動ける人間にボールを集めて攻めるのも手ではありますが、運動量にも限界がありますし、特定の人だけが脅威となればディフェンスされやすくなってしまいます。
では、なぜ単調な攻めになるのでしょうか?これには2パターン存在すると思われます。1、攻め方を知らない。2スキルが不足している。1は、攻撃のパターンを知らず、どういった動きをすれば良いのかがわからず、とりあえず隣に立っている仲間にボールを渡すしか自分の仕事がわからず単調になってしまうケースです。これは、ラグビーの試合を観て覚える事が良いのではないでしょうか?そして試合を観るときのコツは、自分と同じポジションの人の動きを追いかけることです。全体を俯瞰して観るのはラグビー観戦を楽しむ時、自身のスキルを上げるために観るには、特定のポジションを追いかけて観戦することで、こうした時に、こういった動きをしているのだなと理解が深まります。そして2つ目のスキル不足については、とにかく練習を重ねる事に尽きます。出来ることだけをしていたのでは成長はしません。今、隣にいる人にパスする事ができる事だとして、そればかりしているようではそれより先の成長はありません。失敗しても良いので積極的にプレーをする。そしてこうしたら良い、これはしないほうが良いとアドバイス・指摘を貰ったら一先ず素直に受け入れて行動してみることで更なる成長をすることができるのではないかと思います。
そして、Instagramフォロワーも300人を達成しました!多くの方との交流、そして新たな仲間の窓口としてもSNSは今後も拡充化していき、ラグビーの輪を広げていきましょう!
<コラム>ラグビーって何人でやるの?
よくラグビーを知らない人から、「ラグビーって何人でやるの?」と聞かれます。昨今では、7人制や、10人制、12人制、13人制も有名になってきておりますが、「15人対15人ですよ」と答えるのが模範解答ではないでしょうか?ただ、この回答は正解であり間違いでもあります。先に言った、複数の人数制限があるという意味でもそうなのですが、15人制のラグビーだけと考えても、正解であり間違いなのです。ラグビーは、スターティングメンバー15名、リザーブ8名の計23名で行われる競技であり、その全員が試合に挑んでいると考えると、23人対23人が正解です。残念ながら我々の所属する兵庫Bリーグでは、23名集めれるチームは居ないのが現実でどのチームも15人+交代要員2~3名というのが現実ではあります。しかし、それでも15人対15人でないことには変わりありません。あくまで15人なのはプレーフィールドに立てれる人数であり、実際には、リザーブの交代タイミングも戦術の一つです。そして、試合においても、フィールドに立っている人間全員でトライを獲りに行くのであり、誰かに任せる、自分だけで獲りに行くという考えを棄て、チームゲームらしく全員が攻撃・守備に拘ってプレーしましょう。
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